2008.08.25 / Mon
【追記】2008.11.12 / Wed
音量均一化ツール「iVolume」
「iTunes」で、「曲」ごとの音量のバラつきを、均一化してくれるツールが「iVolume」です。
「iTunes」にも、標準機能として「サウンドチェック」機能がありますが、あまり精度が高くありません。
1曲ずつ調整することも可能ですが、収録曲が多いと「1曲ずつの調整」は、非現実的でしょう。
そこで「iVolume」の出番です。
一気にマルっと、音量を均一化してくれます。
正確には測っていませんが、ワタクシの場合、「5,806曲」で作業時間は、おおよそ「30分くらい」だったかと。
もちろん、「曲数」や「マシンパワー」によって作業時間は変わってきます。
最初は、曲数が多いので、作業に時間がかかりますが、次からは、追加した曲だけを「解析」してくれるので、作業時間は大幅に短縮されます。
と言っても、一応、全曲チェックして、追加曲を探し出すので、「1曲だけの解析時間で済む」と言ふワケではありませんが、1曲追加なら「1〜2分程度」だったかと。
注意する点としては、「iTunes Store」などで購入した「DRM(デジタル著作権管理)」で保護された楽曲は、解析対象となりません。
「iVolume」の「Adjustment」の項目に「Protected」と表示され、スキップされてしまいます。
解析対象にするなら、「CD-R/RW」などを使って、「DRM」を解除しておく必要があります。
それから、「iTunes」の「サウンドチェック」を「オン」にしておく必要があります。
「オン」にすると、「iTunes」が、収録曲全部を解析し始めるので、完了するまで、しばらく時間がかかります。
これをやっていないと、「iVolume」の「Adustment」の項目に、「No iTunNORM Tag」と表示され、解析対象になりません。
「iVolume」は「29.95ドル」です。
お金を払わなくても使えますが、1度に10曲までしか解析してくれません。
お金を払えば、この制限はなくなるので、一気に全曲解析可能です。
ワタクシの場合は、「3,397円」+「597円(税金?)」=「3,964円」でした。
2008.11.12 / Wed 追記
この「iVolume」は、iTunes の曲ファイルに含まれる「iTunNORM」というタグに、音調調整した最適な値を書き込みます。
音声データ自体は変更を加えないので、音質は劣化しませんし、元に戻すコトも可能です。
「iTunes Store」などで購入した「DRM(デジタル著作権管理)」で保護された楽曲などでは、音量調整ができませんが、「iTunes Plus」の曲は調整可能です。
音量レベルの値は、iTunes 上で「情報ウィンドウ」を開くと確認できます。
■ 参考:MacPeople 2008 Sep.(P.168)