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【メモリ4GBx2】

 

2007.01.07 / Sun

Intel Mac mini の内部ユニットを取り外す

加筆訂正:2007.04.23 / Mon

「Intel Mac mini」の内部ユニットの取り外し方をご紹介。

「PPC(G4)Mac mini」と違い、「Intel Mac mini」では、この「内部ユニット」を外さないと、メモリの交換・増設ができませぬ。

作業は、「Mac mini」のカバーを外した状態からご説明致しまふ。マシンは「Intel Mac mini(Late 2006)/ 1.66GHz(MA607J/A)」です。

Mac mini insideMac mini AirMac antenna

まずは、「AirMac」のアンテナ部分の基盤を取り外します。

下側から延びている2カ所のツメで固定されています。

バネが付いているので、取り外す際、飛んで行かないように注意して下さい。

Mac mini AirMac Antenna

次に、内部ユニットを固定しているネジを外します。ネジは、四隅に合計4カ所あります。

insideinside

insideinsidescrew

右上のネジは、「AirMac のアンテナ基盤の下」にあります。

また、左上のネジは、ケーブル類に隠れていて、やや見つけにくいかもしれません。

四隅のネジのうち、右下のネジだけ少し長いので、取り付ける際は間違わないようにして下さい。

次に、本体前面、光学式ドライブの下、ボタン電池の右側にある、「温度センサーのコネクタ」を外します。

connecterconnecter

元に戻す際、このコネクタがちゃんと挿さっていなかったり、挿し忘れたりすると、起動中、ファンが回りっ放しになります。

ファンが回りっ放しになる症状が出たら、このコネクタを確認してみて下さい。

次に、本体後面にある「フィルム・ケーブル」を外します。

film cablefilm cable

ケーブルは、基盤部分のコネクタが「噛んで留めている」ので、コネクタを緩めて、ケーブルを抜き取ります。

上の右の画像、コネクタの「濃い茶色部分」を持ち上げて緩めると、ケーブルを抜き取れます。

これで、内部ユニットを取り外すコトができます。

先程外した「フラットケーブルが挿さっていた基盤部分」を持ち上げつつ、下の画像のように、内部ユニットを「右下方向」へ外します。

画像を撮影し忘れたので、下の画像は、「AirMac のアンテナ基盤」は取り付けられた状態になっています。作業の際は、取り外されていないと、内部ユニットを外せません。

inside unit

ユニットを取り外す際、左上のケーブル部分と、左下の「Bluetooth のアンテナ基盤」に注意して下さい。

board左の画像は、内部ユニットを取り外した状態での「フラットケーブルが挿さっていた基盤部分」です。

基盤が「ロジックボード」に垂直に挿さっているので、5ミリ程度持ち上げつつ取り外します。

画像の右上のケーブル部分をひっかけないように注意して下さい。

内部ユニットを取り外すと、ロジックボードにアクセスできます。

logic board

この状態にしないと、「メモリ・モジュール(画像左下)」にアクセスできません。

■ 参考資料:Mac Fan 2007.01 / P.226-227

 

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