2009.05.29 / Fri
加筆修正:2009.10.09 / Fri
加筆修正:2010.03.22 / Mon
※ 2009.10.02 / Fri 現在、「Mac mini / Early 2009」で「Mac mini EFI ファームウェア・アップデート 1.2」を実施すると、「8GB」で安定稼働が可能です。
Mac mini(Early 2009)のメモリを8GBに増設
【最初に】
「最大メモリ」に関して、当サイトは、何ら責任は負いません。「4GB」より多くのメモリを積む場合は、自己責任にてお願い致します。
「最大搭載可能メモリ:4GB(公称値)」の「Mac mini / Early 2009(MB463J/A)」に、それを上回る「8GB(4GB×2)」のメモリを取り付けてみました。
「8GB」にしたワタクシの「Mac mini」は、「今のトコロ」、イマイチ不安定です。不具合が「発生したり」「しなかったり」しております。
Mac mini(Early 2009)の最大メモリ容量
「4GB」が公称値の最大メモリ容量ですが、「秋葉館」や「トイコム」では「8GB」、「マックメム」では「6GB」と謳(うた)っています。
「Vintage Computer」では、公称値と同じ「4GB」となっています。
月刊誌「Mac Fan」では、
4GB×2枚で8GBを認識しても、メモリ使用量が4GBを越えるとシステムが不安定になるケースもあるようだ。
OSやファームウェアのアップデートで状況が変わる可能性もあるが、公称値以上の増設は避けたほうが無難だ。
(Mac Fan 2009年6月号 P.60 より引用)
と書かれています。
「4GB のモジュール」ですが、「秋葉館」と「トイコム」では、「Hynix 純正」と書かれています。
「Vintage Computer」と「マックメム」では、メーカーは表記されていません。
※「2009年7月10日(金)」に、「Vintage Computer」でも、最大メモリを「6GB」に変更しています。
▼「最新マシンの最大メモリ」(6GB=OK, 8GB=NG)/ VC社長日記
※「2009年9月29日(火)」頃に、「Vintage Computer」では、最大メモリを「8GB」に変更しています。ただし、「Mac mini EFI ファームウェア・アップデート 1.2 の実施が必要」とのこと。
▼「Mac mini Early 2009 で8GB」(8GB=OK)/ VC社長日記
Vintage Computer で購入したメモリについて
「8GB(4GB×2)」のメモリは、「Vintage Computer」で購入しました。
届いたメモリは2枚とも「Micron 製」でした。
「Vintage Computer」では、メーカーは表記されていないので、「必ず Micron 製 のメモリになる」といふコトではないと思われます。
届いた Micron のメモリですが、型番などはわかりません。
「Micron」のサイトには、「MT16JSS51264HY-1G1」と「MT16JSS51264HZ-1G1」の2種類が掲載されているので、「どちらか」でしょうか?
▼ SODIMM Part Catalog / Micron
最初から挿さっていた「1GB」のメモリが、同じく Micron 製で、そちらには型番が書いてあるシールが貼ってありました。
早速、メモリを取り付けました。
「Xbnech 1.3」を実施しました。
「Memory Test」の数値は、「微増」もしくは「誤差の範囲」といったトコロでしょうか。
「総合スコア」は「微減」してしまいました。「誤差の範囲」もしくは「4GB を頂点に、緩やかに下降」といったトコロでしょうか。
▼ 8GBキット(4GB+4GB)Samsung / Vintage Computer
▼ 8GBキット(4GB+4GB)Micron, Hynix / Vintage Computer
▼ 6GBキット(4GB+2GB)DDR3 1066MHz PC3-8500 SODIM / VC
▼ 4GB DDR3 1066MHz PC3-8500 SODIM / VC
▼ 4GBキット(2GB×2)DDR3 1066MHz PC3-8500 SODIM / VC
▼ 2GB DDR3 1066MHz PC3-8500 SODIM / VC
8GB で発生している不具合について
メモリを「8GB」にして、しばらくの間は、何の問題も無く稼働していましたが、いつの頃からか、動きが鈍くなってしまいました。
「重い作業をしているワケでもないのに、動きが猛烈に鈍くなる」といふ症状が発生しております。
再現性が無く、「使い始めてから重くなる」時間も、マチマチです。
メモリの使用量も、4GBを超えておらず、3GB程度。
一方、CPU は、ほぼフルパワーで稼働。
使用アプリが「Firefox」と「Entourage」の2つなのに、「CPU 使用率」は下の画像のような状態。
さらに追加でアプリを立ち上げようとすると、「応答なし」になってしまいます。
下の画像は、「応答なし」が発生してから、いろいろなアプリを追加起動した状態です。
こうなると、ほとんどの動作を受け付けてもらえず、ほぼ「フリーズ」状態です。
アプリを「強制終了」すると、「CPU 使用率」も下がり、「フリーズ」状態からは脱出できるのですが、「初期の速さ」までは回復しません。モタつきます。
この状態で、作業を再開すると、不具合が再発し、動作が猛烈に鈍くなります。
「初期の速さ」を完全に取り戻すには、再起動するしかないようです。
この不具合は、「常に発生する」というワケではなく、作業を終了するまで問題無く動く場合もあります。
「アプリを多数立ち上げる」「メモリの使用量が4GBを超える」ような時でも、不具合が発生せず、順調に作業を進めるコトが可能な場合もあります。
「秋葉館」で「8GB対応」を謳っている「Hynix純正 4GB モジュール」で、「8GB」を試してみたいトコロです。
しかし、「メモリ」に、これ以上、お金をかけるのもナンなんで、この「Micron」のメモリで安定稼働させるべく、もう少し試行錯誤してみる予定です。
ちなみに、「秋葉館」での「4GBモジュール」のお値段は、現在「44,990円」となっております。2枚で「89,980円」です。
6GB に増設
試しに「6GB」でテストしてみたトコロ、症状は発生しませんでした。
「4GB+2GB」「2GB+4GB」のどちらの組み合わせでも大丈夫のようです。
「2GB」のモジュールは、「Transcend / TS256MSK64V1U」です。
「Xbench 1.3」の結果。
Vintage Computer での最大メモリは6GB
2009.07.10 / Fri
当初、「Vintage Computer」では、最大メモリ容量を、公称値と同一の「4GB」となっていましたが、「2009年7月10日(金)」より「6GB」に変更されております。
Vintage Computer での最大メモリは8GB
2009.10.02 / Fri
「2009年9月28日頃」より、「Vintage Computer」での最大メモリ容量がさらに引き上げられ、「8GB」となっています。
ただし、「Mac mini EFI ファームウェア・アップデート 1.2」の実施が必要となります。
▼ Mac mini Early 2009 で8GB / VC社長日記(2009.10.09)
「Vintage Computer」では、「8GBキット」で「Samsung製」のメモリを指定でき、「最も高い信頼性を誇る」としています。
「Samsung製」以外の場合でも、「Micron」「Hynix」など、「信頼性の高いメモリチップを採用している」とのことですが、こちらは、メーカーの指定はできないようです。
▼ 8GBキット(4GB+4GB)Samsung / Vintage Computer
▼ 8GBキット(4GB+4GB)Micron, Hynix / Vintage Computer
▼ 6GBキット(4GB+2GB / Mac mini)/ Vintage Computer
▼ 4GBキット(2GB+2GB / Mac mini)/ Vintage Computer