2011.08.09 / Tue
Mac mini(Mid 2011)のコネクタを修理する
「Mac mini Server / Mid 2011(MC936J/A)」の「下段(底面側)のハードディスク」を取り出す作業中に、コネクタを破壊してしまいました。
その修理の様子を説明します。
「Mac mini / Mid 2011」の「下段(底面側)のハードディスク」を取り出すには、ロジックボードを完全に引き出さないといけません。
(画像 ↑)ロジックボードには、「電源のケーブル(右)」と「赤外線センサーのケーブル(左)」が繋がっています。
(画像 ↑)ケーブルが繋がっているのを確認せずに、ロジックボードを一気に手前へ引き出した為、「赤外線センサーのコネクタ(赤丸)」を破壊してしまいました。
ロジックボードは、最初に「5mm」程度引き出し、この2カ所のコネクタを抜いてから、完全に引き出しましょう。
(画像 ↑)コネクタの一部が欠損したため、細いケーブル5本のウチ、2本がコネクタから抜けてしまいました。
「電源」とつながっているケーブルのコネクタは頑丈だったので、無事でした。
(画像 ↑)最初は、ビニールテープでケーブルを固定してみました。
しかし、端子部分が抜けやすく、不安でした。
(画像 ↑)そこで、電気絶縁性のある「シリコン接着剤」で、コネクタと端子を接着するコトにしました。
(画像 ↑)シリコン接着剤は、常温でゴム状弾性体に硬化します。
(画像 ↑)シリコン接着剤を塗ったトコロ。
ビニールテープで補強していた時は、端子がコネクタから抜ける危険がありましたが、接着するコトにより、その危険が無くなりました。
(画像 ↑)この「シリコン接着剤」は、amazon経由「MonotaRO」で購入しました。
届いた段ボールに「宮城県多賀城市の物流センターからお届けします!」と書かれていたので、「Google Map」で調べたトコロ、東日本大震災で被災した地域でした。
この物流センターも被災したのかと心配しましたが、復興支援のため、「被災後」に開設されたようです。