2007.04.28 / Sat
PPC Mac mini の光学式ドライブを外す
「PPC（G4）Mac mini」の光学式ドライブの外し方をご紹介。
光学式ドライブの「外し方」となっていますが、「交換」する場合と作業内容は一緒です。光学式ドライブを交換したワケではないので、「外し方」としています。
使用マシンは、「PPG（G4）Mac mini / 1.42GHz（M9687J/B）」です。
ケースを開けた状態から説明を始めます。
ケースの開け方は、「【動画】Mac mini の開け方」をご覧下さい。
「【動画】Mac mini の開け方」では、「Intel Mac mini」を使って説明していますが、「PPC（G4）MAc mini」とは「ツメの位置」が若干違うだけで、開け方はほぼ一緒です。
ケースを開けたら、「Bluetooth のアンテナ」を外します。
このアンテナは、隙間に挟まっているだけなので、上へ引き抜けば簡単に外れます。
それから、このアンテナのケーブルは、途中、「テープ留め」してあるので、それも剥がしておきます。
このテープは、あとでまた、アンテナを留めるのに必要になります。ケーブルをテープで留めておかないと、フタとの間に挟まったりして断線する危険があるので、キレイに剥がして再利用しましょう。
次に、光学式ドライブを固定しているネジ、左右２カ所ずつ、計４カ所を外します。
ここでの作業で外すネジは、すべて「プラスのネジ」です。「星形トルクス・ドライバー」などは必要ありません。
メモリ・スロット側（下の画像）のネジは、すぐに見つかると思います。
反対側、ファン側（下の画像）のネジは、光学式ドライブの下に隠れています。
左右計４カ所のネジを外したら、背面にある基盤を固定しているネジ２カ所を外します。筐体が干渉して、ドライバが真っ直ぐ入らないので、慎重に作業しましょう。
基盤を固定しているネジが外れたら、光学式ドライブを、この基盤から外します。基盤と光学式ドライブは、コネクタで繋がっています。隙間に「マイナスのドライバなど」を差し込んで、隙間を広げれば外せます。
これで、光学式ドライブを外すコトができました。
ちなみに、この状態からは、ハードディスクを外すコトはできません。一度、内部ユニットを外さないと、ハードディスクは取り出すコトができません。
