2013.05.10 / Fri
「Mac mini Late 2012」の内蔵ドライブ固定位置
「Mac mini Late 2012」の「内蔵ドライブが1台のマシン」で、内蔵ドライブの「初期固定位置」が、「下段(底面側)」ではなく、「上段(天井側)」のマシンが存在するようです。
使用している「Mac mini Late 2012」を、取り外して分解するのが面倒なので、使用していない「Mac mini Mid 2011」を使って、解説します。
この「Mac mini Mid 2011」は、「Serverモデル」で、最初から、HDDを2台搭載しています。
下段(底面側)のドライブを、SSD(Crucial M4)に換装してあります。
内蔵ドライブが1台のマシンは、内蔵ドライブは「下段(底面側)」に設置されていました(上の画像:SSDの位置)。
しかし、「上段(天井側)」に設置されているマシンが存在するそうです(上の画像:HDDの位置)。
内蔵ドライブが「上段(天井側)」だけに設置されていると、ネジ2本が固定できません(上の画像:赤丸内のネジ)。
このネジは、「下段(底面側)」のドライブを固定している為です。
内蔵ドライブが「上段(天井側)」にだけ設置されているモデルでは、このネジ2本(上の画像:赤丸内のネジ)の裏側が、ナットで固定されているそうです。
取り出した内蔵ドライブ(上の画像)。
下が、「下段(底面側)」のドライブ(SSD)。
上が、「上段(天井側)」のドライブ(HDD)。
2台の内蔵ドライブの「SATAケーブル」は、形状が異なります。
2台目のドライブを、自分で増設する際は、上段下段どちらに設置するかにより、必要となるパーツが異なります。
増設するドライブが、「上段(天井側)」の場合は、「上段用SATAケーブル」と「ネジ4本」です(上の画像)。
増設するドライブが、「下段(底面側)」の場合は、「下段用SATAケーブル」と「ネジ2本」です(上の画像)。
「下段(底面側)」に増設する場合のネジ2本は、ドライブを本体に固定するのに必要です。
上の画像の赤丸内の穴にハメ込んで、ドライブを固定します。
内蔵するドライブが1台で、そのドライブが「上段(天井側)」に設置されている場合は、上の画像赤矢印の位置に、ATAケーブルのコネクタが接続されています。
内蔵ドライブが、「上段(天井側)」に設置されているか、「下段(底面側)」に設置されているかは、今のトコロ、実機で確認するしか、方法がありません。
確認せずに、2台目増設用パーツを発注してしまうと、取り付けられない可能性があるので、注意して下さい。
ちなみに、増設するドライブは、「下段(底面側)」の方が、作業の難易度は、グッと下がります。
マシン本体から、ロジックボードを引き抜かなくても、ドライブを増設できるので、とても簡単?です。
「Vintage Computer」では、「上段(天井側)」に増設するキットだけでなく、「下段(底面側)」に増設するキットも、いち早く、取り扱っています。
▼ Mac mini Late 2012 仕様変更か? / VC社長日記
▼ Mac mini 2011/2012用 HDD/SSD増設キット(上段ベイ用)/ Vintage Computer
▼ Mac mini Late 2012用 HDD/SSD増設キット(下段ベイ用)/ Vintage Computer
増設キットには、ドライバなどの「ツール」がセットになったモノもあります。
▼ Mac mini 2011/2012用 HDD/SSD増設キット、ツール付き(上段ベイ用)/ Vintage Computer