2006.02.20 / Mon
AirMac カードを取り付ける
「AirMac カード」の取り付け方法について説明します。
「AirMac カード」は、上の画像のように、アダプタに装着されています。一部機種では、このアダプタが必要ですが、Cube では使用しないので、外して下さい。
下の左側の画像、赤矢印の根元部分の「留め金」を、赤矢印方向に外します。
「留め金」を外したら、カードをアダプタから引き抜いて下さい。
Cube 本体をケースから出し、下の画像のように、カード取り付けて下さい。そして、AirMac カードにアンテナ・ケーブルを接続します。
「AirMac カード」に「アンテナ・ケーブル」を、しっかりハメ込んで下さい。しっかりハマっていないと、通信できない場合があります。
下の左の画像、赤矢印の先の四角い部分が、電波を感知します。反対側にも同じモノがあります。
先程の四角い部分が、下の右の画像のケース内部の赤矢印部分と接触し、ケース全体がアンテナの役割を果たします。
通信が安定しない
個人的には、Cube は他の機種に比べて、通信状況が安定しないように感じます。
我が家では、初期型 iBook と比べると、明らかに Cube は AirMac の感度が悪いです。これは、「アンテナ形状の違いから発生するのでは?」と、勝手に推測しております。
AirMac の受信状況を調べるツールなどもありますので、「通信が安定しない」「感度が悪い」などの場合は、それらのツールを使って調べてみるのも良いでしょう。
AirMac が使う「IEEE 802.11b」は、電子レンジなどから発生する電波と干渉するそうなので、Cube や BaseStation の設置場所も考慮しましょう。
受信状況を改善する手段として、「拡張アンテナを取り付ける」という方法もあります。
しかし、純正ケースを使っている場合は、拡張アンテナのケーブルを、ケース内部で取り回すスペースが無いので、この方法は使えません。
拡張アンテナを取り付ける場合は、「PowerLogix」の「PowerCube」を使う必要があります。「PowerCube」に関しては、「PowerCube を使う」のページをご覧下さい。
▼ PowerCube を使う
▼ AirMac カードに拡張アンテナを
▼ PowerLogix
▼ The Clear PowerCube Enclosure
▼ Other World Computing
▼ PowerCube Enclosure / Other World Computing
▼ Vintage Computer
▼ The Clear PowerCube Enclosure / Vintage Computer
AirMac Card の購入方法
現在、Mac での無線 LAN の主流は、「AirMac Extreme(IEEE 802.11g)」になっており、「AirMac(IEEE 802.11b)」製品の入手は困難になっています。
コネクタの形状がまったく違うので、Cube には「AirMac Extreme カード」は装着できません。
また、「AirMac カード」は生産を終了しており、新品での入手は非常に困難です。
「どうしても AirMac カード使いたい」という場合は、オークションや中古品販売店などを探すことになると思います。
しかし、「AirMac カードが無いと、無線 LAN ができない」というワケではありません。外付け機器を使えば、無線 LAN は可能です。
「AirPort Card」は、「AirMac カード」と同じモノですが、国によって電波法が違うので、「法律面から使用できない」と聞いたコトがあります。
これは、未確認情報なので、「AirPort Card」を使おうと考えている方は、調べてみて下さい。
▼ Apple AirPort Card(AirMac カード米国版)/ Vintage Computer
▼ Apple AirPort Card(AirMac カード米国版)40bit / Vintage Computer