2006.02.20 / Mon
メモリを増設・交換する
「メモリ」の増設・交換方法をご紹介します。
メモリを触る前に、体内の静電気を逃がして下さい。メモリに静電気が流れると、メモリが壊れる恐れがあります。
それでは、作業に取りかかります。
本体内部をケースから取り出して、グラボ(グラフィックカード/ビデオカード)側を上に置きます。
下の画像、赤枠内が「メモリ・スロット」になります。
画像は、メモリが3枚挿さった状態で、グラボは「Radeon 9000」、電源ボタンは「Giga C-VRM」に変更してあります。左側から出ているケーブル類は、気にしないで下さい。
メモリをスロットに挿す際は、「向き」が決まっています。上下左右裏表を間違えると挿さりません。
下の2枚の画像、赤矢印部分が一致するように、挿し込みます。
メモリ・スロットには、左右にストッパーがあります。
空いているスロットに挿し込んだメモリを、上から強く押し込むと、ストッパーが閉まり、メモリがしっかり固定されます。
メモリを外す際は、逆の手順で、左右にあるストッパーを開いてから、メモリをつまんで引き抜きます。
メモリについて
Cube で使用できるメモリは、「PC100」の「SDRAM」です。互換性があるので「PC133」でも大丈夫ですが、この場合は「PC100」のメモリとして動作します。
メモリ・スロットは3つあるので、最大「512MB×3枚=1536MB」となります。
逆に言うと、スロットは3つしかありません。購入する際は、後々のコトも考えて「増設・交換」する必要があります。
容量の少ないメモリで、スロットを埋めてしまうと、次に容量を増やそうと思った時、「増設」ではなく「交換」になってしまい、メモリが無駄になってしまうかもしれません。
また、メモリは、できるだけ「容量・メーカー」などを揃えた方が、トラブルが起こる可能性が低くなると思います。
「PC100 / 133 SDRAM」であれば、Win 用やバルク品のメモリでも装着可能ですが、問題無く動くかどうかは、「使用してみてから」になります。
信頼性を最優先にするなら、価格は高くなりますが、「マック対応」の製品を選択するのが良いでしょう。
Vintage Computer では、CPU カードを購入する際、オプションでメモリを一緒に購入できます。メモリ単品で購入するよりお買い得になっています。
▼ 512MB SDRAM PC100-133 / Vintage Computer
▼ 256MB SDRAM PC100-133 / Vintage Computer