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2005.02.07 / Mon

RADEON 9000 & 純正 VRM

Cube のグラボを、「ATI RAGE 128 Pro / 16MB」から「ATI RADEON 9000 Pro / 128MB」へ、パワーアップしました。

Cube に「RADEON 9000」と搭載するには、イロイロと「条件・制約」がありますので、ご注意下さい。

詳細は、一番最後に書いてありますので、ご確認下さい。

まずは、Cube 本体をケースから取り出します。

続いて、グラボを取り外します。

モデムカードを使用していない場合は、放熱対策としてモデムカードを外してしまった方が良いでしょう。

ここでは、PowerCube 付属の電源ボード移設キットを使用しています。

純正電源ボード(VRM)を使用する場合は、VRM を移設しないと、RADEON 9000 を取り付けるコトはできません。

本来は、青いトコロにある電源ボードを、赤いトコロに移設してあります。
グラボを固定するには、ADC コネクタ固定用のツメ()を折らないといけませんが、DVI コネクタ固定用のネジ()を外せば、固定はできませんが、グラボを挿すコトはできます。
「RADEON 9000」は、「RAGE 128」よりデカいので、フレームに引っかかって、内部に挿入しづらいです。
赤矢印の部分のパーツが邪魔で、RADEON 9000 が入りません。
結局、AGP コネクタのある基盤(ライザーカード/赤矢印)も外して、何とかフレーム内に収めました。

放熱対策として、モデムカード(青枠内)も外してしまいました。

ADC コネクタ固定用のツメ(赤矢印)を折るか、DVI コネクタ固定用のネジ(青矢印)を外すか。

写真はもちろん、後者だ。

ブラケットも使用できませんし、ネジで固定するコトもできません。
AGP スロットの2カ所に挿さっているだけの状態になります。
折らなかった ADC コネクタのツメの分だけ、グラボが斜めになってしまいます。
モニタのコネクタも斜めになります。

その上、ボードは固定されていないので、抜き挿しには細心の注意が必要です。

DVI-I - VGA 変換コネクタを付けると、底がぶつかってしまいます。

ビデオテープを2本重ねて、ゲタを履かせてみました。

注意事項

純正ケースのままでは、Cube に「RADEON 9000」は入りませんが、PowerLogix の「The Clear PowerCube Enclouser」を導入し、純正電源ボード(VRM)を移設すると、装着するコトができます。

もしくは、Giga Designs の「高出力電源ボード C-VRM」を導入すると、電源ボードを移設しなくても、「RADEON 9000」を装着するコトができます。この方法は、「RADEON 9000 & Giga C-VRM」のページをご覧下さい。

「RADEON 9000」側にも、加工が必要になります。ADC コネクタ固定用のツメを折るか、DVI コネクタ固定用のネジを外さないと、Cube に装着できません。

ADC コネクタ固定用のツメを折って、取り去ってしまうと、RADEON 9000 を Cube 本体にネジで固定するコトが可能になります。しかし、「ツメを折って取り去ってしまう」ので、RADEON 9000 の原状復帰はできません。

RADEON 9000 を Cube に固定するには、専用のブラケットが必要になります。このブラケットは、spirica で購入できます。

DVI コネクタ固定用のネジを外すと、RADEON 9000 を Cube 本体に固定するコトはできません。しかし、ネジを元に戻せば、RADEON 9000 の原状復帰が可能で、別のマシンで使い回すコトも可能です。

PowerCube の導入方法は、「PowerCube を使う」のページをご覧下さい。

Giga Designs の C-VRM の導入方法は、「電源ボードを交換する」のページをご覧下さい。

▼ spirica
▼ Cube 用グラフィックボードブラケット / spirica

▼ Vintage Computer
▼ The Clear PowerCube Enclosure / Vintage Computer
▼ Giga C-VRM / Vintage Computer

Vintage Computer

 

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