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2006.03.17 / Fri

グラボを取り外す

グラボの取り外し方をご紹介。取り外すグラボは「Rage 128 Pro」です。Cube 本体は、初期不良対策がなされていない、初期型(M7642J/A)です。

初期不良対策がなされている Cube とは、作業内容が若干異なるかもしれませんので、ご注意下さい。

「グラボ」は、「グラフィック・ボード」の略です。「ビデオカード(略して「ビデカ」)」と言ったりもしますが、ここでは「グラボ」で統一させて頂きます。

グラボを取り外すには、「星形トルクス・ドライバー」が必要です。「星形トルクス・ドライバー」については、「内蔵ハードディスクを交換する」のページで、簡単に触れているので、そちらをご覧下さい。

まずは、本体内部を取り出します。

次に、本体底部、グラボのコネクタの両脇にあるネジをを外します。下の画像の「赤矢印」のネジになります。

cube bottom

下の画像は、上の画像を少し拡大したモノです。グラボを本体底部に固定している「赤丸内」のネジを外します。

cube bottom

次に、グラボとロジックボード(マザーボード)とを固定しているネジを外します。下の画像「赤丸内」のネジになります。

rage 128 pro

以上、合計3カ所のネジを外したら、「ライザーカード」ごと、グラボを取り外します。「ライザーカード」は、下の画像の赤矢印の先にある基盤です。

この「ライザーカード」を外す際に、赤丸内のコネクタも外して下さい。

「ライザーカード」を外さないで、反対側にある青矢印の「電源ボード(VRM)」を外しても、グラボを取り出せるかは、試していないのでわかりません。

rage 128 pro

下の画像が、取り外した「Rage 128 Pro」です。

rage 128 pro

続いて、「ブラケット」の外し方をご紹介。下の画像が「ブラケット」です。

グラボを「交換する」場合は、この「ブラケット」を流用する場合があります。

ブラケット

グラボのコネクタ両脇にあるネジ4カ所を外します。下の画像の赤矢印のネジになります。左側の2つは、ラジオペンチなどで回せば外れます。

rage 128 pro

次に、グラボ裏面にあるネジ2カ所を外します。下の画像の赤丸内のネジになります。

rage 128 pro

これで、ブラケットが外せます。

rage 128 pro

Cube のグラボについて

Cube に搭載できるグラボは、あまり多くありません。

搭載可能なグラボに関しては、Vintage Computer に詳しい解説がありますので、そちらをご覧下さい。

Vintage Computer で紹介されているぐらぼの他にも、加工などをすれば搭載可能なグラボが、いくつかあります。

オークションなどでは、Win 用グラボの「ファームウェア」を書き換えたモノなども流通しているようです。

▼ Vintage Computer
▼ Cube に Quartz Extreme 対応ビデオカードを装着する / Vintage Computer

Vintage Computer

 

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